セクマイのこと
自分はセクマイ=セクシャル・マイノリティ を名乗っている
いまの自分
・ノンバイナリー (男/女以外の性別)
・トランスジェンダー (出生時の性別とは別の性別である)
セクシャリティ/ロマンティック
・クワロマンティック/クォイロマンティック(恋愛と友情を区別できない/しない)
・パンロマンティック (性別を問わない恋愛指向)
・フィクトロマンティック (フィクションの存在への恋愛指向)
・オートロマンティック (自分への恋愛指向)
・エーゴセクシャル (性的なコンテンツを楽しむ)
とりあえずこんな感じ
変更=更新される場合もあり
太字=自分のアイデンティティに強く関係するもの、いまの自分にしっくりきているもの
セクマイと言っても、LGBTQのQ(ここではクィアを指す)の中にあることばかりなので、知らない概念が多くてびっくりするかもしれない
とりあえず「自分の感覚に名前がつく」「自分と似た人がそこそこいる」というのが、個人的には安心感を覚えるので、これらのラベル (↑のような呼び方の総称) を名乗っている
あと、「これは普通だろ」っていうことでも、個別で分類されるのも嬉しい
例えばエーゴセクシャル (性的コンテンツを楽しむ) = アロセクシャル (他者に性的指向が向く、アセクシャルの反対) と見なされがちだけど、「それとこれとは別だよ」という人たちの存在と、セクマイ内での議論があってのものだと思うので
また、ラベルの目的として「相対化」ということがある
たとえば、ヘテロロマンティック/ヘテロセクシャル (男↔️女の恋愛・性的指向) 、シスジェンダー (出生時の性別と一致している) 、アロロマンティック/アロセクシャル (他者に恋愛・性的指向が向いている) など、いわゆる「ふつう」のものにも同じように名前がついている
ラベルは"「ふつう」のものにはわざわざ名前をつける必要はない。「異常」なものにだけ名前をつけて「区別」しよう"、というものではないのだよ、けっして
ラベルについての前提
ジェンダー・セクシャリティともに、さまざまな人がさまざまなラベルを使って名乗りをしているが、それは当人の選択であり、尊重されるべきである
一方で、このようなラベルを「他人のことを決めつける」「相手を異常なものとして扱う」ために使うのはよくない
また、「その属性の人たちを危険にさらす」("女子風呂に入りたいから今日からトランス女性になる")「自身の問題の批判を避ける」("自分はセクマイだから差別なんてするはずがない")などのために使うべきではない
ラベルは必ずしも名乗ったり公開したりする必要はない
にんげんがさき、ラベルがあと